僕が『職業旅行』を始めようと思ったわけ。そしてお願いについて。

2013年06月08日

 

僕が『職業旅行』を始めようと思ったわけ。そしてお願いについて。


まだまだ内容が『これから』といった所なのですが、6月23日の家具町工房を訪れるのをプレ的に実施した後、”旅をするように職場を訪れる”ジョブツーリズムサービス『職業旅行』を形にしていこうとしている現在。→http://waon0317.ti-da.net/e4845260.html

そもそも、何故このサービスを始めようと思ったかについて、少し丁寧に4つの理由を話そうと思う。

1、最初は、とても安直で恐縮ですが。僕自身が以前から様々な人の職業話を聞くのに関心があったからだ。日々の糧を得る仕事においても、勿論様々な人からお話を伺う事は出来るが、やはり『じっくり』時間をかけてとはいかないし、加えて、利害関係もある以上。『本音で』お話を伺うには無理がある。そこに『本当の所が知りたい』知識欲だけは旺盛な僕はもやもやとしたジレンマを覚えていたのです。

ただ、そうした『興味本意』だけでなく『これから』を考えた時の時代的な理由もあります。

いわゆる急速な高齢化社会に備えて、正社員全ての『世話は出来ませんよ』とメッセージを出す企業が増加する一方で、では社員がそれに対して『わかりました』と応える様に『副業』や『ナリワイ』をして自身の今後を自分で稼ぐ準備を真面目に始めると『サイドビジネスだ!』『就業規定に違反する』的に言い出しそうなアクセルとブレーキを同時に踏ます様な『ツンデレな会社』結構あると思うのですが。

2、では、それも理解した上で会社員、OLの僕達は『どうしたら良いか?』その問いの自分なりに会社のルールを守った上での『答え』がこのサービスだったりします。”お金は『稼ぎません』(むしろ感謝の気持ちを込めて相手に払います)でもちゃんと『職業体験』を通じて未来の自分自身がサバイバルする為のスキルを『稼ぎたい』のです”というストレートな返信。

。。最初はこの2つの個人的な理由が主で、でも、だから『自分自身と同世代の為』にじっくりと準備をしていたのですが。

それだけでなく、何となくミッション的に『しなければ』と自分の中で問題意識化、ミッションワーク化してきたのは後の2つの昨年の経験から。

僕は昨年、同志社大学のOBとして『ホームカミングデー』の開催のお手伝いをしつつ、その中で社会人の先輩として、就職相談というかキャリア相談みたいな事をさせていただいたのですが。そこで僕は彼らに言いました『大企業や安定した会社に入るのはゴールじゃない。それよりどう面白い社会人になるのがこれからは大事だよ』そうしたら、ある学生さんが僕に答えて言いました『確かにそうかもしれませんが、そんな社会人を今の僕らは知りません。それとも紹介してくれるのですか?』と。

3、そのやり取りの中で(それもそうだ。彼らはまだイメージが少ないので、そもそも選択肢が少ないんだ)と思ったのですが。単なるその学生さんだけを誰かに紹介するのは僕の性分にあわないし、それをするなら、社会人の先輩として、沢山の後輩、学生さん達に『オープンでフラットな解決策を提案できないかな?』と思った事。

そして最後に、昨年は通信制高校の生徒達の支援をしているNPO法人D×Pのお手伝いを自分の勉強を兼ねてさせていただいていたのですが、そこで『そもそも通信制高校の生徒達は義務教育から外れているので卒業生に求人自体が来ない』という話に驚きを感じました。先ほどの僕の母校の学生さんはまだ前提として『選択が(例え少なくても)与えられている』のに対して、通信制高校の卒業生さんには『選択肢がそもそもない』現状を”知ってしまった”のです。

4、だったら、そんな通信制高校の彼らにも、例え『解決』にはならなくても、『面白い社会人』を紹介するチャンスを提供したい。そうして彼らにも是非、具体的なイメージとして『面白い社会人』を想像できる状態をまずはつくることはできないだろうか?と思ったのです。

このざざーと書いた4つの理由から。僕は今年から『職業旅行』を始める事にしたのです。ささやかながら、さらりと。

ですが。いざ始めるとなると、今現在、主に二つの問題が。そこで、ここまで読んでくれた『皆様に』お願いです。

1つは『訪問先』の事。こんな流れで様々な職業の人達の所にお邪魔しようと考えていますが。コンプラインアンスがとか個人情報&セキュリティうんぬんの会社さんは難しいのも理解していて、それを踏まえた上で(謝礼は僅かしか払えませんが)1日職場体験&訪問させていただける『面白い』職業の人を自薦、他薦含めて募集しています。

もう1つは『運営』の事。まあ、そんな感じで職場を訪れていく予定なのですが、ちゃんとしたお先ほど、当然の様に『土日は休み』なので、平日昼間に訪れる必要があるのですが。僕自身は平日昼間は前述の通りに日々の糧を得る仕事をしている為、出来れば『平日昼に動ける人』が運営に欲しいのです。

誠に勝手ながらに理由を4つ述べた上で、厚かましくもお願いも2つしていますが。こんな『職業旅行』に少しでも関心をもってくれた方とか。是非コンタクトしていただけると幸いです。

一緒に『働く事』のミスマッチを少しでも解消できたら幸いです。ちょっとした『旅をするように』さらりと。ささやかに。


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Posted by スナ@伝書鳩 at 03:39│Comments(1)開催イベント告知
この記事へのコメント
職業旅行
楽しそうですね(*^^*)

例えば…
知的障害者施設で奮闘している所長さん
200年以上続く醤油蔵の社長さん
吉野山で三代続くお食事処を経営する女将さん
など如何ですか?
Posted by たけのしたみわこ at 2013年06月17日 07:49
 
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