輪音7周年企画『輪音は可能か?』終了

2014年03月30日

 

輪音7周年企画『輪音は可能か?』終了

半年に1度、今回も含めると14回、毎回『輪音は(何が)可能なのか?』という問いかけと向き合ってきました。そして、そのアウトプットの結果として。最初から、そして何度か参加された方の中には、その都度、発表形式、そして『内容が変わる』事に戸惑いを感じる方もおられるかもしれません。

ただ、一方で、共通して『ずっと』言い続けている事があります。1つ目は関わってくれている“仲間”それぞれの意志を尊重し、絶対に『否定しない』事。2つ目は自主的、自由な活動だからこそ、出来る限り『困っている人を助ける』事。3つ目は、しかし前述の2つをふまえた上で各自の時間、人生を大切にして『無理はしない』事です。

あれこれ『ここまで』書いていますが『つまり』輪音の根底にあるのは『まず、その人、人間ありき』で。その時々に関わってくれている“仲間“達を『性善説』で信頼して全体として何ができるのか?の『進行形』の最大公約数として『輪音』という共同体が存在していると思っています(イメージ的には会社的なプラミッド型ではなく、アメーバ的な不定形の円のイメージでしょうか)だから都度、状況としてアウトプットの『内容を(確信的に)変える』のです。

そしてそれは僕自身『営利企業の組織人』としての立場が別にあるからこそ。それを共同体として『状況として担保』する事こそが、実は、未だに20世紀型の社会的強者のリーダシップ幻想や、右肩上がりの価値観で動く社会に対する静かなアンチテーゼ的な、まだ言語化できない『可能性』を含んだ価値があると信じている“消費される事”を避けた静かで『大切な活動』でもあります。

輪音はこれからも、社会で起きる『あらゆる事』を『正しさ』ではなく『正しく』眺めて、発見し、行動していきます。『争い』ではなく『対話』で。そして『我々が』ではなく、あくまで『誰か』の為に。自分達の意志で。

縁があって、時間を共有してくれる皆様に感謝。色々書きましたが、楽しく行きましょう。各自が楽しく生きる事が『人生』です。そしてその集合体こそが『社会』そして『世界』なのだから。

2014年3月29日
輪音事務局 田中冬一郎



Posted by スナ@伝書鳩 at 11:40│Comments(0)
 
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