地域独自のアーティスト支援は可能か?全国事例を踏まえて

2014年05月25日

 

地域独自のアーティスト支援は可能か?全国事例を踏まえて

『若手アーティスト支援』がテーマのトークイベントが東京・中目黒のギャラリーにて、6月14日(土)14時〜16時に開催されます。

第一部では、全国で地域アートプロジェクトに取り組んでいるゲストへ『若手アーティストの支援』についてのプレゼンテーションを、各プロジェクトの過去の事例を交えながら行って頂きます。

第二部では、ギャラリー完全プロデュースの元、新たなアーティスト活動を開始するオオサコトモコの過去・現在の活動を軸に『どのような支援が適切なのか』を実際的な視点から話し合います。

ギャラリーへは、オオサコトモコの専門学校時代からの過去作から最新作まで幅広く展示いたします。
司会進行は関西を中心に様々な形で『アーティスト支援』を継続してきた輪音の田中冬一郎。

地域でのアートプロジェクト、そしてアーティスト支援活動に関心のある方。どなたでも参加歓迎です。ぜひお越し下さい。

◎日時
6月14日(土)14:00〜16:00
14:00〜15:00『地域アートプロジェクト事例』
15:00〜16:00『アーティスト支援』

◎会場
ギャラリー比企produced by Picaresque
東京都目黒区上目黒2-47-13

◎参加費
500円
(当日の簡単な資料、お茶代、お菓子代として頂きます)

◎出演ゲスト

【福井】武生国際音楽祭 朝倉由希氏
http://www.takefu-imf.com/
1977年福井市生まれ。京都大学文学部卒業。会社勤務を経て、2002年東京芸術大学音楽環境創造科入学。アートマネジメントの実践や調査、文化政策の理論研究に携わる。2004年に同大学大学院応用音楽学に移り、2009年博士課程修了。博士号(学術)。2009年より東京芸術大学アートリエゾンセンター学術研究員として足立区と大学の連携による文化事業の企画運営に携わる。2012年福井にUターン。2013年より福井県で行われている武生国際音楽祭のプロジェクト・マネージャーとして制作実務に携わる。また故郷の福井市一乗谷で創造的なまちづくりを進めるべく活動を始め、AAFには「一乗谷芸術祭」として参加している。現在、東京芸術大学非常勤講師(芸術文化環境論)、静岡文化芸術大学非常勤講師(文化政策概論、文化財保護政策)。静岡文化芸術大学共同研究員として文化庁補助事業「文化施設・実演芸術団体のためのアートマネジメント人材育成ゼミナール 中長期の計画策定を通じたアートマネジメント人材育成」に携わる。

【熊本】NPO法人アートスイッチ 櫻井栄一氏
http://viroflay.cocolog-nifty.com/
1975年熊本市生まれ。九州産業大学芸術学部卒業。1999年より展示を始める。2006年渡仏、1年間デッサンを学び、Espace Japonにてパリで個展開催。2009年熊本日日新聞社主催、熊日デザイン賞グランプリ、文部科学大臣賞。熊本市現代美術館、熊本アーティスト・インデックス展出展。2010アートNPOアートスイッチを法人化し、アートの社会化を実践し始める。ショッピングモールでのアートイベント「アートスイッチvol,1~2」(2009~2010 イオンモール熊本)アーティストのアトリエを巡るツアー「アートスイッチバスツアー1st,2nd」(2011,2013)熊本城下町の町屋で展開する演劇、絵画、オブジェクト、写真などジャンルボーダレスな企画「KUMAMOTO 城下町大遊戯2012」アートピースやアーティスト、熊本の歴史や鑑賞者、アートとは普段無関係の協力者など、ひと、こと、ものの関係性をアートを通して緩やかに繋いでいく活動を行っている。

【愛知】N-mark・長者町トランジットビルディング・アートディレクター 武藤勇氏 
http://www.n-mark.com/
名古屋芸術大学・造形実験コース卒業後、CCA北九州アーティストリサーチコース終了。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科修了。1998年より自身の作家活動と共に地元のアートシーンを盛り上げるための活動『N-mark』を開始。現在クリエイターのためのシェア・ビルディング「長者町トランジットビル」やアートスペースた『N-mark』『KIGUTSU』につぐ3度目のスペース『N-MARKB1』を企画・運営している。2003年には北海道から沖縄まで縦断し、ミーティングしながら旅をする「ミーティングキャラバン」を実施、2005年ドキュメントとしてBankART1929より出版。来年2015年には2回目のミーティングキャラバンを計画している。2004年にはアサヒアートフェスティバル実行委員、ネットワーク委員として、全国で「フォーラムキャラバン」を企画・実施。これまでの全国のネットワークを活かし、アートの流通路を開拓する「カフェライン」を実施。その後横浜でアートアーカイブを中心とするアートコミュニティー「AAN」を北仲BRICK・北仲WHITE内に立ち上げ、ZAIMにて「ショウケース」や山下公園での「木漏れ日プロジェクト」等の企画等を実施。現在は東京に移転、ディレクターとして現在も在籍中。2000年〜2008年には名古屋港を舞台に商店街や路上を舞台に「@ポート」や「名港ミュージアムタウン」などを企画。2010年「あいちトリエンナーレサポーターズクラブ」の運営をサポートし、その後の熱気を引継ぎ、オーディエンスを主体とする自律型の勉強会コミュニティー「オーディエンステーブル・ロプロプ」や市民アートサポーターの取り組み「まちなかアート発展計画」などの団体を世に送り出し現在も自律して活動を展開している。昨年の2013年は電波塔としての役割を終えた『名古屋テレビ塔』を舞台に若手アーティスト39名、アート団体18組による展覧会「くうちゅう美術館」をディレクションした。本年度は名古屋の中心を流れる中川運河を舞台としたアートプロジェクトが進行している。

-司会進行
【関西】輪音 田中 冬一郎
http://waonproject.jimdo.com/
1974年生まれ。同志社大学経済学部卒業。学生時代から地域経済を専門にしていた事もあり、卒業後は地域の可能性に関わる事を自ら希望して1996年より地方銀行に就職。中小ベンチャーの新規事業担当等を経て、現在は管理職として営業店指導を担当中。その一方で地域、社会課題解決の『新たな可能性』を切り開く観点から2005年頃からアートにも注目。幾つかのNPOスタッフを経験した後、2007年度に『あらゆる社会課題をアート的に解決する』NPO輪音(わおん)を設立。2014年現在は『日常避難所』スペース”住み開き511”を拠点に、美術鑑賞講座『具体大学』関西圏のクリエイティブ授賞式『クリエイティブアウォード関西』などを行いつつ、様々な立場で関西圏の様々なアーティスト、プロジェクト、スペースに協力。一貫して地域、社会の可能性及び課題解決に関わっています。

-司会進行補佐
【東京】Picaresque 松岡詩美
https://www.facebook.com/picaresquejpn
1987年アメリカNY生まれ。シンガポールの美大LASALLE College of the Artsへの交換留学を経て、東京藝術大学美術学部卒業。若手アーティストの多角的な支援を目的に2012年6月Picaresqueを立ち上げる。鹿児島、茨城、大阪、京都の「住み開き」スペースでの長期展「ウチコレ」、若手アーティストの作品を個人宅へレンタルする企画「アトカリ」、アート作品があたる500円の宝くじ企画「ゼロネロ」などを実施。2013年11月より、週末ギャラリー活動を中目黒の商店街エリアにてスタート。某美大の「100人に1人伝わればいい、300年後に評価されればよい」というスローガンにより生み出される思考回路停止状態を打ち破るべく「1億人に伝わればいい、3ヶ月後に評価されればよい」という考えのもと、ビジネスとしての「若手アーティスト支援活動」のあり方を模索している。

-Picaresque参加アーティスト
http://tun7.jimdo.com/
【東京】オオサコトモコ
1989年東京生まれ。
2010年日本工学院八王子専門学校グラフィックデザイン科卒業。
日本・海外にてフリーで絵を描いて活動をしています。
主に頭の中にある想いやイメージ、心情などを描いています。

◎電話番号:道に迷われた際に
070-5273-9561(Picaresque)


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Posted by スナ@伝書鳩 at 12:27│Comments(0)開催イベント告知
 
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